10日、西体育館において、１年生を迎える会を行いました。５・６年生を中心に役割分担をし、１年生に喜んでもらえるようなプログラムを企画しました。

６年生としっかりと手をつなぎ、「さんぽ」の音楽に合わせて入場した１年生を、上級生が大きな拍手で迎えることができました。上級生からプレゼントをもらい、１年生はとてもうれしそうな表情でした。

迎える会を終え、１年生は、桃山学園で安心して「頑張れそうだ」という気持ちをもつことができました。

令和６年度がスタートしました。子どもたちの表情は様々でした。進級に心弾む子。新しい出会いにわくわくしている子。クラス替えにドキドキしている子。担任の先生はどんな先生かなとじっと見ている子。ちょっと心配そうな表情の子…。１年生から９年生までいる桃山学園です。その表情の違いは成長の証でもあります。

これまでも９年間を見通して教育活動を行ってきましたが、皆様からいただいた学校評価等のご意見を真摯に受け止め、９年間の学びをつなぐという義務教育学校のよさをもっと生かし、子どもたちに生きる力を付けるにはどうしたらよいか全職員で話し合いました。学習内容をしっかりと身に付けるために教科担任制の在り方を見直したり、交流活動、行事等をフレキシブルに考え、子どもたちが活躍できる場を創ったり、役割を担う経験をする機会を増やしたり、憧れの上級生の姿から学べたりできるように工夫改善をしなくてはなりません。そこで、前期課程、後期課程の教育課程の編成はそのままに、さらに心身の成長に合わせて１～４学年を「義務教育前期ブロック」、５～７学年を「義務教育接続期ブロック」、８～９学年を「義務教育後期ブロック」とし、学校教育目標である「自ら学び、共に未来を創る人材の育成」に向かいます。また、子どもたち自身が桃山学園を誇りに思い、楽しいと思える学校経営に全力で取り組んでまいります。

創立７年目の桃山学園には紫尾小、真壁小、桃山中の歴史が脈々と流れています。今年度はその流れを守り、新しい勢いを付け、次代につなぐ大切な１年になります。

気持ちを新たにし、皆様のご期待と信頼に応えられるように全職員でこの１年を刻んでまいります。子どもたち、保護者の皆様、地域の皆様、そして桃山学園の職員がつながり、ふるさとに生きる子どもたちを育てていく所存です。どうぞ、今年度も励ましとお力添えのほど、よろしくお願いいたします。


校長　田部井　悦子

９日、桜川市教育委員、小島香織様をはじめたくさんのご来賓の皆様の見守る中、入学式を行いました。担任の先生の呼名に元気に返事をし、51人の新入生が入学しました。

校長先生の「どきどき、わくわく、うれしい、楽しい、悔しい、負けないぞ等というたくさんの心を育ててください」というお話に「はいっ」と答え、もうすっかり桃山学園の１年生です。これから勉強や運動や遊びに一生懸命がんばって、たくさんの心を育てられるように、職員一同、心を引き締めて頑張ります。