３／６。猿田小学校の閉校式を行いました。ご来賓の皆様のご臨席のもと，地域の皆様，保護者の皆様，そして子どもたちが見守る中，１４７年の伝統ある猿田小学校の校旗が６年の安達鴻輝さんから校長に手渡され，校長から大塚秀喜桜川市長に返納いたしました。
　式典に続く第二部の閉校の集いでは，児童２６人でふるさとを思う呼びかけをしました。猿田小は，１年生から自分が言う言葉，順番を覚え，タイミングをそろえます。それができる子どもたちなのです。合唱も体育館に響き，とても２６人には思えない迫力でした。それも子どもたちの思いの深さなのだと思います。全ての方への感謝と猿田小への思い。楽しかった思い出とちょっぴり不安，でも胸が躍る未来…。閉校式では様々な思いがあの小さな子どもたちの心の中に巡ったのでしょう。子どもたちを見て胸が熱くなりました。

　桜川市教育委員会の皆様が明日の閉校式の会場を準備してくださいました。猿田小に感謝をこめて精一杯きれいにしました。子どもたちは，皆様へ思いを込めて，のぼり旗をつくりました。子どもたちが考えたメッセージです。笑顔と一緒にお届けします。さびしいけれど，何よりも２６人の子どもたちにとっては，一歩を踏み出すために大切な閉校式。明日，しっかりと務めたいと思います。

　かつて校庭の南側に急な階段があり，それを上ったところが正門だったそうです。その門が昨日，目を覚ましました。卒業生の皆様の猿田小の日々は，この門をくぐって始まったのですね。楽しかった猿田小の日々を語りに，皆様，どうぞお越しください。お父さん，お母さん，おじいちゃん，おばあちゃんもこの門をくぐったという子どもたちと写真をぱちり！
　この門を建てるには，堀石材商店様にご尽力いただきました。急なご依頼にも関わらず，閉校式に間に合わせたいという願いを叶えてくださいました。本当にありがとうございました。