５・６年生がグーグルクラスルームを使って，オンライン学級会の準備をしています。使い方を教わり，教室内でやってみます。うんうん，うまくいきました。次は教室を飛び出して，会議室，ＰＣ室，廊下，音楽室など，いろいろなところに行き，吉原先生やみんなと離れてみました。うんうん。どこでも吉原先生やみんなに会えます。吉原先生の質問に答えたり，その答えを聞き合ったり…。iPadでの学習の仕方，徐々に広がってきました。でも，カメラに写るのがちょっと照れくさい５・６年生なのでした。
　…今の学習は，冬休みに向け，操作が中心になっていることは否めません。子どもたちも楽しくて仕方がありません。でも，正しく使うこともしっかり確認しなくてはなりません。おうちの皆さん，どうぞお力を貸してください。

　今日は本校家庭科室において統合準備委員会の閉校式分科会が開かれています。閉校式分科会は，本校の職員，保護者からなる組織なのでご紹介させてください。今日は，記念誌の校正をしてくださっています。これまでも写真を選んだり，割り付けを考えたり，原稿依頼をしたり，本当に丁寧な活動をしていただいています。いよいよ大詰めです。皆様，記念誌へのご寄稿，ありがとうございました。子どもたちの原稿もそろいました。猿田小を後世に残す大切な記念誌。作業は静かに，でも熱心に続いています。

　12/14　人権集会を行いました。朗読家の見澤淑恵さんをはじめとするオリーブの皆さんに来ていただき，紙芝居「茂木貞夫物語」を演じていただきました。茨城県原爆被爆者協議会の副会長，茂木貞夫さんの実話です。茂木さんも来てくださり，子どもたちに「戦争は二度と繰り返してはいけない」「命を大切にすること」を温かく，力強く語っていただきました。一言一言が心の奥にしみこんでいくのを感じました。
　子どもたちは，初めて知ったこと，学んだこと，これから実践することを一生懸命考えました。それを発表する姿を見つめる茂木さんの目はとても温かく，優しいまなざしでした。オリーブの皆さん，皆さんの声は子どもたちの心に響きました。茂木さん，来てくださってありがとうございます。また，必ずお会いして，今日のお話の続きを聞かせてくださいね。ずっとお元気でいてください。私たち教員も戦争を知りません。でも，知らなくていいんですね。子どもたちもずっと知らないまま育てなくては，でも伝えていかなくては，と心に誓いました。