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「三方よし」の気持ちを持ち続け、主体的な行動がきる人になろう
穏やかな日差しが降り注ぎ、やわらかな風が本格的に春を巡らせ、周辺の山々では新緑とヤマザクラの美しさが感じられる季節となりました。
令和6年度の岩瀬小学校は、新入生42名を迎え、全校児童314名でスタートし、明るく元気な子供たちの声が響き合っています。
さて、8日に行われた始業式においては、次の二つの話をしました。一つ目は、昨年度より児童へ機会ある毎に伝えてきた「三方よし」の考え方を持ち続けてほしいということです。自分の気持ちだけではなく、相手やみんなの気持ちを考えることでお互い楽しく気持ちよく過ごすことができる考え方です。「自分よし」「相手よし」「みんなよし」の考え方を持ち続け、岩瀬小全体に思いやりの心が広がり、みんなが安心して学校生活を送ることができることを願っています。
二つ目は、「主体的(自分から進んで)に行動できる人になろう」といった話をしました。学習や運動を始め、あいさつや掃除、学校行事などに自分から進んで取り組むことで「児童が主役の学校」を目指していきたいと考えています。そうすることにより、一人一人が主役の実感を得られ、毎日の学校生活が楽しくなってほしいと願っているからです。
一人一人の子どもたちの力を伸ばしていくため,本校職員一同,精一杯尽力してまいります。今年度も引き続き、保護者,地域の皆様には,本校教育活動への深いご理解とご支援,ご協力をいただきますよう,お願い申し上げます。
「目指す児童のすがた」
大型連休を終え、爽やかな5月の日差しが降り注ぐ季節となりました。新たな学年での生活も1ヶ月が過ぎ、それぞれの子どもたちの学校生活も軌道に乗り、通学路で交わされる元気なあいさつや真剣に学習や運動に取り組む様子に頼もしさを感じます。4月26日には、大変多くの保護者の皆様に来校いただき、授業公開、PTA総会、学年懇談会が開催できましたことに感謝申し上げます。
さて、本校では、目指す児童像として三本の柱を掲げています。
1「進んで学ぶ児童」については、グループ、ペア学習による学び、学び合いがある授業展開をとおして、主体的に学び、学ぶことが楽しいと感じる児童の育成を図って参ります。また、ICTの効果的な活用により、タブレットを用い、自分の考えを分かりやすく表現(アウトプット)できる児童の育成を目指していきます。
2「思いやりのある児童」については、自分よし・相手よし・みんなよしの三方よしの視点を意識して、児童が企画・活躍できる行事や集会を実施して参ります。また、異年齢集団「きたぐり班」でのあいさつ運動、清掃活動、ちょこっとボランティア(ちょボラ)の実施などをとおして、人権感覚の醸成と心豊かな思いやりのある児童の育成を進めていきます。
3「たくましくねばり強い児童」については、栄養教諭や養護教諭と連携した食育学習、保健指導の実施。集団行動、学習規律を確立し、十分な運動量を確保するなど、体育授業の充実による体力の向上に努めていきます。また、交通安全教育の推進による登下校における事故ゼロを目指していきます。
このような具体的な取り組みをとおして、学校教育目標「自ら学び、心豊かな、たくましい児童を育てる」に迫っていきたいと考えています。
今月は、宿泊学習(5年生)、市陸上記録会(6年生)、各学年の遠足など、子どもたちが楽しみにしている行事が予定されています。行事を通じて、一人ひとりの児童が主体的に取り組むことができ、達成感を実感できるよう期待しています。
今後も、保護者の皆様、地域の皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
「思いやりのある児童」
4月にスタートした新たな学年での生活も2ヶ月が過ぎ、児童達は、学習や運動に元気いっぱい取り組んでいます。各学年においては、1年生~4年生の遠足、5年生の宿泊学習、桜川市陸上記録会(6年生)など大きな行事を無事に予定通り実施することができました。保護者のみなさまのご協力ありがとうございました。児童にとっては、行事等を通じ、友達と協力することや主体的に取り組むことの大切さを学ぶ機会となり、日常の学校生活ではなかなか体験できない大きな体験値、経験値を積み上げることができました。
また、PTA奉仕作業においては、多数の保護者のみなさまに、除草作業、窓拭き、エアコンフィルター清掃、プール掃除などの作業にご協力いただきましたことに深く感謝申し上げます。
今回は、「思いやりのある児童」のお話を紹介いたします。私が同行した遠足のバスの中での出来事です。ある子が気分が悪くなり、服を汚してしまいました。隣に座っていた女の子の服も汚れてしまいました。さぞかし気持ちが落ち込んでしまったと思い、女の子に「大丈夫?」と汚れを拭きながら職員が声をかけると、「仕方ないよ。○○ちゃんは、気持ちが悪かったから。」と相手を思いやることばが真っ先に出てきました。この姿を目の当たりにして、改めてその女の子の心の豊かさを感じることのできた出来事でした。先月もご紹介した本校の目指す児童像の一つ、「思いやりのある児童」自分よし・相手よし・みんなよしの視点が身に付いている児童が増えていることに大変うれしさを感じます。
本校においては、学校教育目標「自ら学び、心豊かな、たくましい児童を育てる」に向けて学習活動や各種行事など、これからも児童主体の場面を数多く創出してまいります。
今後も、保護者の皆様、地域の皆様の本校教育活動へのご理解・ご協力をお願いいたします。