この度、大国小学校に赴任しました石堀健二と申します。

本校では１７名の１年生を迎え、児童数１１３名、教職員２３名で、令和６年度がスタートしました。始業式、子どもたちは、新たな出会いと新学年での学びに胸を躍らせ登校してきました。そのきらきらした目の輝きに応えられるよう、また、これまで教職員と保護者・地域の皆様が、共に力を合わせて創り上げてきた伝統ある大国小学校をさらに発展させていけるよう、全教職員一丸となって取り組んでまいりたいと思います。

令和６年度の組織目標は、「自己有用感を高め、主体的に考え、行動する児童の育成」です。そして今年度の合い言葉として、新たに「みんなに『元気』『自信』『やる気』がわく、わくわく学校を創ろう」を設定しました。この合い言葉の中で、特に大切にしていきたいのは、「みんなに」というところです。自分だけでなく、みんなに「元気」「自信」「やる気」がわくためにはどうしたらいいのかを、児童自ら考え、実践できる学校を目指してまいります。

本校には、高学年の児童が低学年の児童の学校生活の手助けを進んで行ったり、学習中、課題を終えた児童が他の子のアドバイスをさりげなく行ったり、休み時間には男女が一緒に仲よく遊んだりするなど、自ら考えて、困っている誰かのために、声をかけたり、一緒に活動したり、助けたりできる子がたくさんいます。そのようなよさを生かして、児童自ら互いに声をかけ合い、支え合いながら、生活をよりよくしたり、問題を解決したりする力を伸ばしていきたいと考えています。

昨年度からコミュニティースクール制度が導入され、より一層、皆様と連携・協働し、子供たちへの豊かな学びを展開していく体制ができあがりました。「すべては子どもたちのために」の思いを皆様と共有し、精一杯取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　       桜川市立大国小学校長　石堀　健二

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